東の爛漫

あなたとの 証拠をここに 残します

クリエイティブ思考でデートしないと人生がもったいない

単に記憶力が怪しいだけなのかもしれないけど付き合わなかった人とのデートって殆ど覚えていない。
昔は男性と食事すること自体が緊張するイベントだったんだけどね。

薄くなった思春期のニキビ跡。女は垢抜けていくに正比例してスレてしまうもので
注意して謙虚な姿勢を保たねばならないと肝に銘じている。

垢抜け→ちょっとモテる→調子こく→痛い目みる→垢抜けてもっと素敵な女になる
といったサイクルを1周して実感した。人間一番大事なのは天真爛漫さだと思う。
どんなに美しい女性でもトゲが多過ぎて近付くことができないとモテないし痛い目見ると思うのです。


スレている時、自分に落とせない男なんていないと思い込んで痛い目みる直前の私は
たくさん男性と食事に行ったと思う。いや、行った。思い出せないけど。

奢ってくれた人に感謝しなくちゃいけないことはわかっている。
楽なはずない仕事や残業で彼らは私は飯を食わせた。

iphoneの“写真”で勝手に昔の写真が出てくるけどその時の感情が思い出せない。
このライン、スクショの男は誰?
私は誰とご飯食べたんだろう。
食事中、写真撮らないので想起するデータもなかった。
なんか、ちょっとだけ自分に失望した。人生が勿体ない。
ローストビーフに陳謝したい。
(恋に落ちなかった人と食べたご飯ってお肉が多い気がする。)



年々貞操観念が高くなっているから、男からしたら私って面倒だと思う。
(なぜ年々高くなっているかというと垢抜ける度に経験を積み重ねる度にモテ知能がバージョンアップされるから。)

本当に好きな人がいる時、心の底から欲しいものがある時は
泥水を啜ってでも手に入れるべきだと思う。

これも痛い目見てきたから言えることだけど恋愛のやらなかった後悔の後味は悪い。
「自分が躊躇してやらなかったこと」、もうこんなのは女子会のツマミにすらならない。落選。つまんね〜女。



とはいっても、もう私は女子大生ではない。
一緒に飯食いたいと然程思っていない男とのデートって
「落としたい♡」みたいなゴール地点がないから
全く頭を使わない。こんな非クリエイティブ思考的な時間って脳に悪い。


恋愛は人生を彩るものであり主戦軸ではない。
季節、記憶、音楽、芸術を記憶しておくトリガーとなっているのは今は仕事なんだよね。


「この仕事をしていた2019年6月の2週目あたりは楽しかった」
「あ〜あの案件を対応してた2019年12月頃本当に病んでいたんだけどその時見た映画が心に沁みた、茶碗蒸しの出汁みたいに沁みた」
「入社してから一番大きいプロジェクトに参加決定した後、おみくじで大吉引いてその足でエステに行った。セックスよりマッサージ気持ちいいって初めて思った」


春夏秋冬、完全に脳内の引き出しが仕事で分別されている。
自分が恋愛脳ではないことに気付かされる。


という訳で、どーでもいい男の人とデートした時の記憶もあんまりないから
2021年は好きな人としかご飯行かないことをここに誓います。(サシでは行かない)

あ、でもどうでも良い男だとしても正々堂々と告白された時の記憶は明瞭なんだよね。
男は愛嬌だと思う。正々堂々と虚心坦懐と、ガンガン私に告白してきてください。

いい女がクリエイティブ思考に切り替わる時、いい雰囲気作りをしています。
私が取捨選択していい雰囲気のデートを今後も創作していこう。
お洒落なサラダやパスタのように。